2022.06.27
倉庫や工場などは死角となる部分も多く住宅地や繁華街からも離れており夜間も人気がないので内部・外部問わず窃盗や盗難からも狙われやすいといった問題もあります。
また従業員による不正や内引きなどの問題行動も監視することで、不正を予防することができます。
いくら監視員を置くなどしても、全てを監視して対処することは出来ません。
来客や従業員の駐車場を監視したり幅広い用途で防犯カメラを活用することができます。
そこで防犯カメラの設置が重要になってきました。
目次
工場の中は商品の他にも、備品、サンプルや工具など様々な貴重品が多く存在します。
従業員による不正や盗難を防ぐためにも防犯カメラを設置することで、見られている意識が高まり犯罪を抑止する効果が高まります。
外部から侵入されそうなところや、死角となりそうなところに、防犯カメラが設置すれば、侵入を試みる外部犯も中に入れずに諦めます。
このように防犯カメラを活用することができます。
犯罪を抑止するために設置する防犯カメラは隠しカメラと違い、隠すのではなく目立つ位置に設置するようにしましょう。
倉庫や工場の中への侵入経路や動線を想定して設置することで、防犯カメラの存在を知らしめ防犯を未然に防ぐ可能性が高まります。
そのためにも人目に付きやすい箇所や目立つ箇所に設置しましょう。
設置するのであれば、倉庫や工場内の侵入経路、内部を監視できる箇所、入口や裏口など死角となりうる箇所を捉えるような形で防犯カメラを設置するようにしましょう。
工場や倉庫のように広い敷地に設置する場合は、一台で広範囲を監視できる防犯カメラを選ぶことで、カメラの台数を減らすことにつながり、導入コストおさえて設置することが可能です。
ネットワークカメラの360°フィッシュアイカメラであれば1台で全方位モニタリングできます。
ただでさえ多くの商品や機械で、死角が多くなってしまう工場や倉庫では広範囲の監視カメラは非常に有効的です。
また敷地が広い工場や倉庫では、どうしても被写体が小さくなってしまったり、工作機械や棚などの影響により離れた場所に設置せざるを得ない場合があります。
そうした場合カメラの画素数が高い、高画質の防犯カメラを選ぶようにしましょう。
PTZ機能やズーム機能付きの防犯カメラを選べば、細かい部分まで監視することができます。
防犯カメラと一緒にレコーダーを設置します。
レコーダーは防犯カメラで撮影した映像をハードディスクに録画することができます。
その際にレコーダーの種類や設置によって保存期間が異なります。
レコーダーによってハードディスクの搭載枚数が違いがあり、ハードディスクを増設して録画日数を伸ばすことができます。
またモーションディテクション機能を使うことで録画日数をさらに伸ばすことが可能です。
モーションディテクションとは動きがあった時だけ録画する機能なので、無駄な録画はせずに必要な場合だけ録画することでハードディスクを節約して使用することができます。
工場や倉庫の中は粉じんや埃が多いので防水・防塵性能の高い防犯カメラをおすすめします。
工場によっては空調設備など効いていない現場もありますので、耐久耐湿性の高い防犯カメラもおすすめです。
また外部の防犯・監視カメラの設置も必要です。
工場や倉庫は内部だけでは無く外部の死角も非常に多く外部への設置もおすすめします。
外部の防犯カメラは夜間暗視撮影できる赤外線のカメラにしましょう。
雨で濡れることもあるので、防水性能も必須です。
その他の防犯カメラの活用方法をご紹介します。
防犯・監視カメラを設置することで、防犯対策だけでなく、倉庫や工場内で作業する従業員を安全に管理し作業改善にも活用することができます。
働く従業員の作業内容や作業手順に動きにおかしなところはないか、近道行動をとっていないか、近道行動は重大な災害につながるため、非常に危険です。
従業員の体調に問題はないか、作業用機械の動作に問題はないかなど、人の目で行き届かない部分もまとめてチェックすることができます。
作業に慣れてきたり、繰り返しの作業が続くと従業員の注意力は低下していきます。
遠隔操作が可能なカメラを使えば、離れた場所にある作業現場などの様子もリアルタイムで確認でき、必要に応じて指示を出したり、注意することも可能です。
大切な従業員に災害を起こさせないためにも、防犯カメラの設置をおすすめします。
また従業員や来客用の駐車場に防犯カメラを設置して駐車場でのトラブルを監視することもできますし、受付に設置して来客があった時に対応する時にも活用することができます。
従業員の作業内容や作業手順を監視することは、安全管理するためだけではありません。
危険な作業内容や場所はないか、危険な作業手順はないかと現状の作業を映像として残し分析することで改善にも繋がります。
安全に関する改善だけではなく、品質的な改善にも繋がります。
従業員ひとりひとりの癖などを把握し作業効率や生産性をあげるための改善にも活用でき、
実際の現場の声と映像としての客観的なデータをもとに従業員と相談し、改善することでより良い作業環境と従業員のスキルアップにも繋がります。
従業員の作業を防犯カメラで録画しておくことで、新人教育の教材としても防犯カメラの映像が活用できます。
長年勤めている従業員の作業映像を見て学ぶことで、技術の習得や自分の作業との違いを確認することができ、新人教育の手助けをすることができます。
また作業の資料を作成する際にも、文字や画像だけの資料ではなく、実際の作業映像を使用することで、普段作業をしない方にもわかりやすく質の高い資料を作成することができます。
工場や倉庫などはケーブル配線することが難しい場合もあります。そのため無線式のアクセスポイントを使用することも検討しましょう。
工場内では工作機械、設備などで高電圧の配線が多く使用されており、防犯カメラのケーブルを配線した時に影響を受けて映像にノイズが発生してしまう可能性があります。
そのような場合でも無線アクセスポイントを使用することでノイズの影響を気にせずに防犯カメラを使用できます。
工場や倉庫が全国にあったり、複数の拠点で事業展開している場合、レコーダーのネット遠隔監視機能を利用することをおすすめします。
インターネットで遠隔からモニターすることができれば、本社から実際に各拠点に出向くことなく現場を確認することができ、移動時間を短縮することができます。
弊社の防犯カメラレコーダーはネット遠隔監視可能なので、現場のインターネットを活用して生産効率向上につなげられます。
ネット遠隔監視についてはP2PもしくはDDNSを使って遠隔監視します。
VPNにも対応していますので、難しい設定は特に必要なく導入することが可能です。※状況によって現地のルーターの設定は必要です。
いかがでしたか?今回は工場や倉庫への防犯カメラの設置を提案させていただきました。
防犯カメラを設置することで防犯抑止効果を高めることができ、少ない人数で24時間管理することができます。
また、防犯面だけではなく、安全面や品質面の管理・改善にも活用することができます。
防犯カメラのOEMを検討中の方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。